先日、群馬県渋川市の温泉地、伊香保温泉にある老舗旅館「横手館」を訪ねてきました。宿泊ではなく訪問というかたちでしたが、建築・温泉・宿泊施設としての魅力をじっくり感じることができたので、その体験をここに残します!
横手館は何で有名?
横手館は、伊香保温泉の象徴的な旅館のひとつとして知られています。
- 国登録有形文化財に登録されている
- 伊香保温泉の名物である石段街の上方、温泉街の風情ある立地
- 温泉源泉(黄金湯)を有し、老舗旅館としての温泉・宿泊サービスが充実
- 建築的にも木造・檜造りの本館やそれを活かしたリニューアルの意匠が保存されており、建築好き・歴史好きにも注目されている
- 千と千尋の神隠しのモデル?とも巷では言われているとか
これらを背景に、「歴史ある建築を楽しめる温泉旅館」「伊香保らしい温泉情緒を味わえる場所」として、観光・宿泊双方で注目されています!
所在(アクセス)
- 旅館名:横手館(よこてかん)
- 住所:群馬県渋川市伊香保町伊香保11 (郵便番号 377-0102)
- アクセス:
- 車:関越自動車道「渋川伊香保IC」から県道33号等経由で約25~30分程度。お車は「横手館専用駐車場」へご駐車ください。宿までの往復は当館送迎車をご利用ください。
- 電車+バス:JR上越線・渋川駅下車から関越交通バスで伊香保温泉下車。徒歩3分程度。
簡単な建築的特徴
とくに印象に残ったのが横手館の建築的な要素です。建物が宿泊施設としてだけでなく、建築として鑑賞できるクオリティを持っていることを感じました。
本館は大正9年(1920年頃)に建築されたとされ、今日では珍しい木肌の温もりを伝える総檜(ひのき)造りの建物です。
本館および棟構成
横手館は大きく「本館(西棟・東棟)」「別館 常磐苑」など複数棟から成っています。
- 本館西棟:木造4階建、建築面積369㎡。欄間や障子など内部意匠が精緻で「書院造り」的な要素も見られ、見事な木造旅館建築とされています。 文化遺産オンライン
- 本館東棟:木造3階建、入母屋造鉄板葺。外周部ガラス窓と水平庇、外観化粧垂木付など、和風ながら近代の意匠も感じさせます。 文化遺産オンライン
- 別館 常磐苑:平成6年全面改築で鉄筋コンクリート造となっており、モダンな和風空間として和洋室を備えています。 yokotekan.co
宿泊情報
- 総客室数:39室。
- 客室タイプ:和洋室タイプ、洋室タイプ。
- 別館「常磐苑」:比較的新しい和モダン和室・洋室タイプ。
- 料金:公式情報・旅行サイトによれば、一泊二食付きプランで大人2名1泊あたり「27,500円~」というプランも紹介されています。素泊まりプランもあり。
- 駐車場・アクセス:駐車場あり。車で訪れる場合は、駐車場から宿まで送迎がある旨案内されています。徒歩で石段街からもアクセス可能。
入浴情報
温泉旅館として、入浴(温泉)施設も魅力の一つです。
- 温泉源泉:伊香保温泉の名湯「黄金の湯」を引いている旅館のひとつです。宿泊者は無料。貸切は別途費用がかかります。
- 日帰り入浴:あり(有料)。平日のみ・利用時間など条件が設けられています。(要確認)
- 施設の雰囲気:桧造りの木造建築の中で、古き良き温泉旅館という印象。
訪問雑感・まとめ
訪問して感じた横手館の魅力を、自分なりに振り返ります。
- 歴史の重みと木の佇まい:大正期の木造旅館がそのまま今も使われていて、現代のホテルにはない“時間が滲んだ佇まい”が、旅の非日常感を高めてくれます。
- 温泉町・伊香保の風情と相性が良い:石段街の上部という立地も、旅館としてだけでなく“町歩きの拠点”としても魅力的です。
- 建築好き・温泉好き・歴史好きにオススメ:建築のディテールをじっくり味わいたい方、温泉街の雰囲気を楽しみたい方、老舗旅館の雰囲気を味わいたい方に、横手館は特におすすめです。
以上が「横手館」訪問レポートです。建築から歴史を感じることができ、訪れて良かったと心から思いました。もし今後、伊香保温泉へ行く機会があれば、ぜひ横手館を宿泊候補のひとつに入れてみてください!


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